MacOS Montereyがリリースされ、早速MacBook Proの方だけアップグレードしました。設定が勝手に変更されている箇所があったので、私の環境で調整した内容を備忘録として、まとめたいと思います。
ファイルへのアクセス権限
ターミナルやVS Codeなどのアプリケーションにて、Documentsフォルダ内からls
コマンドを実行すると、権限不足である旨を伝える下記のようなエラーが表示されてしまう現象が発生しました。
% ls
total 0
ls: .: Operation not permitted
この現象は下記の手順で解消されました。
- 「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」にて「プライバシー」タブを開く。
- 左の一覧から「フルディスクアクセス」を選択して、右のアプリケーション一覧にある「ターミナル」にチェックをいれる。または、左の一覧から「ファイルとフォルダ」を選択して、右のアプリケーション一覧にある「ターミナル」下の「"書類"フォルダ」にチェックをいれる。
- ターミナルを一度閉じて、再度開く。
以上で、いつもどおりls
コマンドが実行できるようになりました。VS Codeでも同様の現象が発生したので、同様の手順で解消しました。
入力ソースの設定
どういうわけか入力ソースについても、リセットされていて、入力ソースが英語から切り替えられないようになっていました。以下の手順で再設定しました。
- 「システム環境設定」の「キーボード」にて「入力ソース」タブを開く。
- 左下の「+」ボタンをクリックする。
- 必要な言語を選択し、入力ソースを選択して「追加」ボタンをクリックする。
以上です。
いまのところ、Montereyにアップグレードして引っかかったのはこれくらいです。しばらく利用して大きな問題がなければ、仕事用メインのiMacでもアップグレードしようと思います。
あと余談ですが、Safariのタブが以前の形に戻ってしまっていますね。わかりにくいと批判を受けていたようですが、そこまで問題があるとは感じてませんでした。確かに見やすくなったけど、古く感じますね。